Word tips

ファイルを開いた時にカーソルをファイル末尾に飛ばすマクロ

日々の活動を文書に記録するような習慣があるならば、マクロで入力位置をファイル末尾に飛ばせると便利です。それを実現します。

コード部分は、

Private Sub Document_Open()
Selection.EndKey Unit:=wdStory
End Sub

ですが、これを任意のファイルに搭載する手順を示します。もちろん新規の文書でもいいわけですが、wordを起動して、新規->白紙の文書

トップメニューの右から3番目の”開発”をクリックして、

visual basicを選択、

ここまではよいでしょうか?開発とかがメニューに出てないのは、設定によるものです。

こうなっていたら、オプション->リボンのユーザー設定で、

右側の開発にチェックを入れます。

これで、

”開発”が現れます。visual basicに戻ります。

左側のペインの

“ThisDocument”をダブルクリックして、

ここの中身に最初に提示したコードをcopy and pasteします。

ここでWordに戻ります。さらにword文書として一旦ファイルをセーブするのですが、

かならず“Word マクロ有効文書”(拡張子.docm)としてセーブします。

開くと、

という警告が出るので、コンテンツの有効化をクリック。

再びファイルを開くと、入力位置はファイル末尾になっています。日誌類を書くのに便利ですね。ちなみにWordを先に起ち上げてから、履歴などから当該ファイルを開くとマクロが実行されないようですから注意してください。ファイル自体をファイルエクスプローラーからダブルクリックするのが吉です。

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