Port forwardが必要な理由
で述べた”ポートフォワード”の話です。
LAN内の複数のクライアントが外部のサーバーにアクセスする状況を考えましょう。

拙い絵で恐縮ですが、こんな感じのネットワークを想定します。(実は現実にかなり近いかもしれません。)真ん中の線(境界)を挟んで、左側がLAN界隈、右がWAN界隈(外界ないし外海)とします。左側のClient PCから右側のServer 1 = www.google.comへhttpプロトコルでアクセスする場合 つまり普通にブラウザのurlにhttps://www.google.comないし、google.comと入れると、まずネットワークパケット1が飛びます。これはhttpsのgetですね。

このGetに対して、www.google.comは多分index.htmlの内容パケット2を返してきます。

これはルーターが経緯を記録しており、1に対しての2なので、1を発したclient pcが受け取るべきなので、そこへ返します。同様に別のLAN内のクライアントが発した、http[s]のgetは、ちゃんとリクエスト元に返されます。

1`と2`ですね。ルーターが偉いところは、これが同時に起こっても、ちゃんと返すべき先を間違えないところですね。つまり初動がLAN->WANの場合は、ルーターがパケットを管理しており、受け取るべきclientがちゃんとパケットを受け取れるということです。ですが、WANからいきなり接続要求が来たらどうなるでしょうか?

上図のようにWAN側のiPhoneからのパケットが飛んできたら、どこへ振ればいいでしょうか?それを決めておくのがポート番号です。この場合は、ポート38826へincoming pakcetが届きました、ルーターはポートフォワードのリストを眺めて、Web Cameraへ振ればいいということが分かります。(そういうふうに設定しましたよね。)で、

無事にパケットが届くわけです。されにWeb Cameraが返すパケットは、WAN側へとリレーされるということになり、めでたくLive Viewを観ることができました。
コメント