C++ Builder CE Cameralibの活用

PCにUSB接続されたデジタルカメラの使い方

まずはメリットから、

  • PCの大画面で詳細あるいは微細なフォーカス具合の確認ができる。これが一番のアドバンテージ。
  • カメラ側のストレージの容量を気にしなくてもよい。
  • 他のプログラムなどとの同期が取りやすい。瞬間写真や天体写真で活躍できる。
  • PC側のタイマーを利用してタイムラプス写真とかも取りやすい。
  • レリーズケーブル不要。ま、USBケーブルは必要ですが、レリーズ押す音はしません。

デメリット

  • 屋外での撮影はしづらい。 スマホで駆動すればよい。
  • USBケーブルが必要 Wifiでつなげられる場合もあります。

いずれにしても、筆者がVectorにアップしたCamera Remote Control 64や、ここで連投したCameralibを利用したプログラムは、あくまでシャッタボタンを押すことを代行してるだけです。なので、パラメーターの設定によってはフォーカスが合わないことがあり得ます。その場合は、Manural Focusにするとかのカメラ側の設定が必要です。カメラモードもカメラ側の設定が優先されますので、注意してください。また、イメージをダウンロードする時点で以下のようなウイルスバスターからのアラートが出ることがあります。その際はユーザー側での対処が必要です。

”このプログラムを許可する”をクリックしないとダウンロードが進みません。EDSDK.dllを置き忘れてると、IDE内部から起動した場合は、

となり意味不明ですが、IDEの外側でProject1.exeをダブルクリックして起動したときは、

となり具体的なエラーの原因がわかりやすいです。

コメント

  1. […] 前記事(番外編C++ Builder CE Cameralibの活用)でUSB接続されたデジタルカメラのメリットとして最大のものが、PCの大画面でのフォーカスチェックが可能という点を挙げましたが、それをFMX版プログラムの具体例で示します。まずフォームのデザインから。 […]