式の変形 応用編

オームの法則を使って、Ledの電流制限抵抗値を求める

以下の状況で、Rを求めたい

電源電圧は5Vで、LEDをそこそこ明るく光らせるには10mA程度流してやれば良い。LEDが導通状態の時の両端電圧は1.7Vくらいである。抵抗器の抵抗値Rはどうしたら良いだろうか?ちなみにこの抵抗器のことを電流制限抵抗器と呼ぶが、これはLEDを保護するために必要である。

GNDからLEDのアノードまでは1.7Vなので、抵抗器の両端電圧は5-1.7=3.3(V)である。LEDに流すべき電流値は10mA(\(10×10^{-3}A\))なので、これがRに流れる電流と同じ。つまりオームの法則で、

\(R=\dfrac{V}{I}\)

にV,Iの値を入れると。R=330(Ω)となる。ギンギンに光らせるならば20mAくらい流しても良いが、目には優しくないだろうね。

コメント

  1. […] 18F14K50はそれほどドライブ電流に差はないようですね。ま、別記事のLEDの駆動回路の設定例のように10mA程度駆動できればNP(No […]