IO-DATA TS-WLCEで郵便物投函を検出してみる

ハードウエア(というほどのものでもないが)編

TS-WLCEの外観は、

これが手持ちであったのでなんとか活用する。問題は電源供給と有線LAN接続である。両方を一気に解決するために、Trisate社のTS-PoE01(T)を利用する。秋葉原の秋月で売ってます。https://www.tristate.ne.jp/poekit.htm

左側からのLANケーブルを右側のLANケーブル(フラットケーブルタイプを使うのが肝)に中継しつつ、使っていないケーブルに左側からのDC電源を載せて電源供給も行う。回路図は、

で電流制限素子ポリスイッチRXEF025が直列に入っているので、注意しましょう。今回のカメラは消費電流350mA程度のはずですが、基板的には300mA程度との記載があるので、一応PS1の両端をショートして使っています。これで3年以上使っていますが、ケーブルが過熱するとか、電圧がドロップして動作しないとかのトラブルはありません。

郵便箱内はこんな感じです。こうした新聞やら郵便物の有無を検出してやればいいわけです。ちなみにフラットなLANケーブルはサッシを無加工で通すことができます。戸を頻繁に開け閉めしないのであれば断線しないようです。

カメラに設定したLocal IPへブラウザからアクセスし、admin,パスワードを入れると。

と現在カメラが観ている景色が動画で再生されます。基本的な設定は、上記の右側”設定”からできますが、重要なのは、メール設定

これは動作検出した時にどこにどうやってメールを投げるかです。で、その内容は、

我が家での設定は、動作検知した場合には、そのタイミングでの静止画を添付して指定メールアドレスに投げるということをやります。”範囲設定”は、

こんな感じで、指定範囲に対して感度としきい値を設定しておきます。(実はこの範囲指定のみ今は無きAdobe Flash Playerが必要で、新しいPCではできません。Windows XPな古いマシンでスクリーンショットを取りました。)もっと新しいカメラでは大丈夫だと思いますが、注意が必要です。幸い設定を変更することはあまりなく、一応動作しています。

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